やがみあん雑記

はろー。元気ですか

心療内科を受診してみたくなった新社会人へ

お久しぶりです

気がついたら社会人も2年目になってました。やがみあんです。
去年の今頃なにしてたかなって思い返したら、研修でアタリマエのことをやるのが非常にしんどくて心が死んでた時期だなって思い出しました。
そのとき、どうしていいかわからずに近くの人事に相談したら産業医面談後に心療内科を受診することができたので、現在は会社の一部でADHDだということをオープンにしつつ働いています。

iorin-kyosama.hatenablog.com

その時の状況を思い出しつつ、自分と同じように発達障害を疑い始めた新社会人の参考になればいいかなと思ってちょっと書きます。

産業医を頼る利点

まず私は、産業医経由で心療内科を受診しました。
産業医が知っている病院を紹介してくれるのは予想以上によいことでした。
優先的に診てもらえるかもしれないし、なにより自分で調べて評判を見て……というのがこの時期結構しんどかったので助かった。
ちなみに産業医だけ利用する場合は会社に産業医にとにかく相談したい、と伝えるだけでも使えるはず……。

病院に行きたいけどお金が……

自身の住んでいる市区町村にある自立支援医療を活用しましょう。「[住んでる市区町村] 自立支援」といったワードでググると大抵自分の住んでいる場所の情報が引っかかります。
平日に役所に行って申請書を取る→申請書を医師に書いてもらう→各種書類を揃えてまた市役所に行く……と、ちょっとめんどくさい上に一筋縄ではいかないので、足が重くなるかと思われます。
幸い私は一緒に住んでた祖父母の手助けもあったため、通院開始から3ヶ月後くらいに自立支援医療制度を適用できました。
ADHDの薬価はどうしても高いため非常に助かっています。

服薬ってどうなの

私の主観ですがあくまで補助です。
最初はコンサータを処方してもらっていましたが、副作用がキツく休薬日の土日でも全く動けなくなるなどの弊害が発生したため、
現在はストラテラを処方してもらい、週5くらいで服薬しています。
服用している間は、名前のつけられない思考でごちゃごちゃしていた頭がスッキリとして、その時に何をしなければいけないなどの判断が早くなった気がします。
ただし日中の眠気などはどうしても発生しました。
コンサータの時は逆に日中の眠気が全くなくなっていたけど、それもあって疲れやすかったのではないか。
ちなみに忘れ物やケアレスミスは多少減りましたがなくなりません。
薬が効いてやる気があるうちに、忘れ物やケアレスミスがなるべく発生しないような施策を考えて実行しておくのが最善かと思われます。
あとは薬を飲んでないとき(私の場合は土日祝など)、相対的にポンコツになります。
今までADHD的特性をどうやって誤魔化していたかが浮き彫りになるので、自分で気づいて修正していかなくてはきびしい。

オープンにしたほうがいいの?

わかりません、人それぞれとしか。
私は研修で憔悴しきっていた時期で、研修の半ばにあったアンケートで「マルチタスクとか段取りとかできなくてしんどい」って正直に書きました。
その後も産業医面談のあとに研修について相談したり、研修を抜けて病院に通院することもありました。
研修に携わっていた社員の人には、病院での診察結果などを伝えていました。
後々、診断書も提出しましたが、話を通しやすくするためには関係者にはオープンにしてもいいのかなと思いました。 研修終了後は配属された部署で、業務で密接に関わることになる上長やOJTの方などにはADHDであるということを話しました。
服薬や個人での気付きからADHDの対策を立てて行動していく中で、最近は特に伝えなくても不都合が発生しにくくなった気もしています。(私がちょっとどころではないポンコツ人間である、というイメージを社内で印象付けられてきた気がするので)

おわりに

主観的な記事ですので、万人に共通する事項ではないと思います。
それでも、誰かの参考になるかもしれない。

どうにかして普通の人にならなくてはいけないと今でも思っているやがみあんでした。おしまし