やがみあん雑記

はろー。元気ですか

自分のことを知る、ということについて

ICT Advent Calendar 2018

この記事は沖縄高専ICT委員会アドベントカレンダー2018の12日目の記事です。

前日の記事はこちら

itok01.com

そして翌日の記事はこちらです

qiita.com

ご挨拶

みなさんこんにちは、はじめまして。
これを読んでいるのは2018/12/12以降のことだと思いますが、
書き始めたのは2018/11/19です。
遅筆ゆえに書き終えたのは12/14となりました。 投稿日時は魔法の力で12/12にしましま。
というかめっちゃ遅刻してすいません。破門モノですね。
では、よろしくおねがいします。

お前誰だよ

やがみあん@yagamian_sobayaと申します。
昨年度まで沖縄高専メディア情報工学科に在籍しており、現在は新宿近辺でエンジニアとして働いています。

ICT委員会で活動していたときはプロコンに4年間出場し、主にフロント部分のコーディングしてたりアプリのデザイン総括(テーマカラー決めてポスターパンフも作ったりみたいな)してたりしてました。

すごい頑張ってありきたり自己紹介書いたところで飽きた。

今回のお題

社会人になってみて、学生のときには絶対にできなかった「自分のことを知る」という出来事について書きたいと思います。

きっかけ

学生の頃の自分は、「ちょっと変なヤツ」でした。
でも高専にはそんな人ばかりだし、なんならICT委員会は個性豊かな集団ですからね。私は普通の人として隠れることができました。こそこそ
そんな私も就職しました。
就職して、研修を受けていました。
研修を受けるわけですが、そこで気づいたことがあります。
他の同期みたいにマルチタスクなどの研修をこなすことができない。
私には、普通の人にできるようなことが全然できないんだと。
やばいね。私、クソ野郎にもほどがあるよって感じでした。
そんな中、ひとつ思っていたことがありました。
学生時代から、自分がADHDではないかと疑っていたのです。
とは言え、病院に行ってみようにも親の理解を得られず、自分で行くためのお金もなく、また沖縄では診察できる病院が非常に少なく、あっても予約半年待ちがザラといったいくつかの問題から、私は病院に行くことを諦めていました。
ところが、まぁ状況が変わって、今なら行けるのではないかと思い、思い切って産業医に相談して病院を紹介してもらいました。

診察してきた

東京というものは非常に便利な場所でして、病院を紹介してもらってすぐに診察に行くことができました。
何回か診察に行き、CAADID等のツールを用いて検査した結果、不注意優勢のADHDでした。
そして後から別の検査でASDも併発していることが判明しました。
特に自身の不注意と集団適応力に関しては、自分の工夫だけじゃどうにもならないらしくて、なんか、ああそうかぁみたいな気分になりました。と同時に、もっと早く知りたかったとも思っています。

とりあえず今は

こうして、私は自分のことを知ることができました。
そして、いくつものできないことがあります。
症状を抑える薬を飲んでいますが、あくまで補助的なものでしかありません。
飲んだからと言って、できるようになるものではないのです。
時間感覚が欠如してる、何やってもケアレスミスする、作業中に他の作業始める、 何やってたか突然忘れる、人の話聞けてない、言葉の意味を取り違える、そもそも言葉が上手に聞き取れてない、今やってることしか見えない、他人の気持ちがわからない 0と1でしか物事を考えられない、集中が持たない、たまに集中すると周りが見えない、他にも色々できないことがあります。
程度の差だとか誰にでもあると言われることがありますが、その「程度の差」で相手を失望させたり、損益を生み出したり、怒られたりするのは自分なんだよなと思います。
私は、今の所こういった部分を生まれ持った特性のせいできていません。
結局わかってるくせに何もできない自分が悪いんだなあと思うことしかできていません。
ちゃらんぽらんじゃ生きていけないからちゃんと社会人するために全部直さなきゃいけないんだなと思うと、押し潰されそうになります。
まぁ、ちょっとずつやるしかないのでしょう。

おわりに

何というか、自分と同じように「ADHDかな?」と思っている方は結構いるんじゃないかと思いますが、そう思うのならすぐに診断を受けに行ったほうがいいです。
本当にそうなら自分のいくつかの部分をいい意味で開き直れるようになるので。
私はあまりにも自己肯定できなくてできなかったけど。